近鉄電車にマフラーを忘れた話

こんにちは。maruyukiのyukiの方です。

先日ひとりで大阪へ行って近鉄電車（近畿日本鉄道）を利用した際に、車内にマフラーを忘れてしまいました。

完全に自分の不注意で駅員さんや乗務員さんにご迷惑をお掛けしてしまったので、自戒の念も込めて、また今後車内で忘れ物をしてしまった時に思い出して頂ければと思って書きます。

子供の頃から忘れ物をしやすいタイプで、財布、自転車のカギ、帽子…

今まで無くしてきたものは覚えてないくらいあります（忘れたものも忘れる…）。

網棚には置かない、移動する時は必ず振り返って確認するという癖が身に付いてからはだいぶマシになりましたが、今回は膝にマフラーを掛けていたのを忘れて立ち上がって、落としたことに気が付かずに電車を降りたという間抜けにも程がある忘れ方でした。

しかもその日は暖かかったため、電車を降りてからもマフラーが無いことに気が付かず、やっと思い出した頃には数時間が経過していました。

忘れ物センターに電話しようにもネット環境が無かったので番号が分からず（ガラケー派）、急いでmaru氏に連絡し、もし届けられていたらその駅に取りに行くから！と伝え代わりに電話してもらいました。

すると有難いことに届けられていたそうですでに駅で預かって下さっているとのこと。

そしてmaru氏が、「駅に取りに行くって伝えたよ！駅は、宇治山田駅だって！」と。

宇治山田駅！？！？！？

……みなさん、宇治山田駅がどこにあるかご存知ですか？

一生に一度はお伊勢参りで有名な伊勢神宮の最寄り駅です。

伊勢神宮は当然三重県にあります。

今、私が居るのは大阪です。

確かに取りに行くって言ったけど、奈良越えて伊勢まで行くことになるとは…….

それよりも私はmaru氏が宇治山田駅を知らなかったことも軽く衝撃でした。

前にお伊勢参りで行ったことあるのに….。

覚えていたら、さすがに取りに行けないからどうしたらよいかと近鉄さんに聞いてくれていたと思うのです。

さすがに時間的にも厳しいし、往復の電車賃でマフラー代を超えてしまうから諦めようと思いました。

実はつい先日も旅先のキューバでお気に入りの麦わら帽子をバスの車内に忘れるという失態をしていたので、本当に自分が信じられなくなりました（これはホテルの方に助けて頂いて奇跡的に戻ってきた）。

駅へ向かうことに

それでも、とぼとぼしながら近くの駅に向かい、事情を駅員さんに話したところ、なんと…宇治山田駅から届けてくださると！

でも受け取りが出来る駅というのは限られていて、八尾駅になるとのこと。

八尾駅というのは、難波駅からは30分ほどの距離です。

宇治山田に行くことを思えばなんの問題もない距離です。

ただしもうすでに夕方を過ぎていたので、２時間半くらいかかりますが明日取りに見えますか？と聞かれたので、これから上本町駅に行ってバスで関空へ向かうことになっているんですという旨を伝えると、では早急に上本町駅に届けますと！

なんということでしょう。

全く面倒くさがらずにとても親切に対応してくださった駅員さんには感謝してもしきれません。

私の不注意なのに責められることなく、本当に丁寧に対応してくださって、もう近鉄さんの株を買わないとだな…。

ということで上本町駅へ移動し、ウロウロしたりしながら待つこと約２時間。

周辺地図が頭に入った頃に、私のマフラーを持って改札口へ向かってくる乗務員さんを発見し、無事にマフラーを受け取ることができました。

本当にご迷惑をお掛けしました。ありがとうございました…！

※2018年3月末に近鉄グループHLDGS（9041）を保有しました。

まとめ

後から調べた所、忘れ物を取りに行くときはやはり実費になるケースがほとんどのようです。

しかし鉄道会社によっては「忘れ物取引券」なるものを発行してくれて、その区間を無料にして引き取りに行けるように配慮してくれるところもあるようです。

また取りに行けない場合は、着払いで送ってもらうこともできるようです。

早く連絡しないと駅から警察署に届けられてしまうそうなので、忘れ物に気づいたらすぐに鉄道会社へ連絡しましょう。

いずれにしても、忘れ物は忙しい駅員さんにお手間を取らせてしまうことになります。

今回は私鉄だったこともたぶん関係あるし、私が遠方から来ていることもあって駅員さん方が親切に対応して下さったと思うので、すべてのケースでこのような対応をしてくださるとは限りません。

私も今後は十分に気を付けたいです。もう手ぶらで歩きたい….。

ついでに

上本町駅周辺をウロウロしていた時にラーメン屋さんを見付けました。

マフラーを無事に受け取ってほっとしたらお腹が空いたので行ってみることに。

ラーメンを食べながら、人情の街大阪を肌で感じたことを思い返していました。

また来たい街になりました。