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無事にICL手術を終えて入院ベッドに戻ってきました~
片眼だけが見える状態でお昼ご飯を頂きました
食後、バタバタとしていた看護師さんがやってくると、私の眼帯を外して、眼の周りの消毒薬を拭ってくれました
そして眼圧測定
手術した直後の眼に容赦なく風を当ててきました(+_+)
その後ベッドで横になっていると 薬剤師さんがやってきました
「お薬飲みました?」と聞かれて
手術する直前に指示してくれたのにすっかり忘れていました
また、ここでプラスチック製の眼帯を処方してもらいました
貝殻ビキニのような見た目のもので紐をこうするんだよ、と使い方を説明してくれました
そして2種類の点眼薬を処方してくれました
これまで使用していた抗菌薬に加えて今度は副腎皮質のものと涙と同成分のものの2種類です
「このあと先生の診察までお待ちください、時間になったら呼びますので」とのこと
ベッドに横になっていたら緊張の糸が切れたのかしばし眠ってしまいました
その間に1人、2人と別の患者さんが同部屋に入ってきた様子でした
起きたら2時間ほど眠ってしまいました
この日に予定していた全員分のICL手術が終わったようで執刀医の先生による術後診察です
待合室に行くと、10人くらいの同志がいました
みんな30-40歳代でした
診察に呼ばれ、眼を診てもらうと
執刀医の先生「キレイにできました、水晶体とレンズの間にボーディング(?)というんだけどそれもできています、うまくできていると私も安心して帰れるんでね、ふふ」
とおっしゃっておりました
また入院ベッドに戻りました
この頃になると眼のゴロゴロ感が手術直後を100%とした場合、20%くらいまでに減りました
慣れないせいか近くのものがボヤける感じで少し見にくいなという感じがしました
ICLの手術後に入院をしたのは私だけでした
適応検査の時から『術後翌朝に診察があるから手術をした日は入院することをオススメ』されたので私は言われるまま入院したのですが、他のみんなは日帰りだったのです( ゚Д゚)
同じICL手術を受けた方でひとり「車酔いのひどい感じがする」と言っていた方がいました
術後は1人で帰宅する予定だったけれど、家の人に迎えに来てもらっている様子でした
ひとりで夕食です
明日の朝食まで外出もできないのでよく噛んで時間をかけて食欲を満たしました
この頃になると眼のゴロゴロ感は殆どなくなりました
照明を見ると2重、3重に見えてこれが”ハロウ現象”っていうものかなと思いました
近くのものも見えてきてこの手術メモを書けるようになりました
ICL手術から8時間後
術後は特にやることも無くて頑張ってこのICL手術メモを書いていました
入院中は暇になるだろうと読み物を持参しましたが、細かい文字を読むのはまだしんどいなという感じでした
病院に置いてあったマンガ雑誌を借りてきました
雑誌サイズの漫画くらいの文字の大きさだとそれほど苦労なく読むことができました
ICL手術から9時間後
消灯の時間になりました
こんなに早く眠れるわけないよ!と思っていましたが、あっという間に入眠
外も明るいし、もう起きる時間かなと思ったらまだ朝の4時
術後の回復によるものか、良く寝られたので眠気が解消されたことによるのか分かりませんが、この時の目の感じはかなりすっきりしていました
寝る前にあったハロウ現象のような見え方もほぼ無くなっていました
薄明りのさす窓のカーテンを開けて外を見ると眼がジワーっとしてきて、そういえば手術したんだったなぁと思い出しました
数年間コンタクトレンズも装着していなかったので鏡を見ると久しぶりに自分の素顔を見たような感覚があり、ずいぶんシミが増えたなぁと感じました
ICL手術から18時間後
起床の時間になり、看護師さんがやってきました
体温、SpO2、脈拍を測定してくれました
トイレの回数を確認されました
この後、朝食とその後に診察がありますよとのことでした
眼の感じはほぼ自然な感じになりました
後述しますが日に日に自然な感じになり、この時はほぼ全快したように錯覚していました
再度カーテンをかけて外を見ると眼がジワーっとする感じはありましたが朝4時の感じよりも軽くなりました
外に泊まっている車のナンバーが読めるのでうれしくなります
執刀医の先生とは別の常勤先生の診察でした
術前にも診てもらった先生ですが、術前の時には本当に診てくれました⁉と疑うくらいの高速診察でしたが今日は(お疲れではなかったのか)落ち着いてわざわざ左手で私の瞼を持ち上げて観察し
常勤先生「とてもきれいです」と一言
診察室には他の入院患者さんもいました
前の人が診察してもらっているのを見ながら自分の番を待っていて、オープンな感じで面白かったです
ICL手術から21時間後
視力検査をしたところ両眼とも1.0でした
乱視レンズを上乗せするとよりクリアになって1.5まで見えました
気球が見える検査と眼圧検査をしました
日帰り手術をした人たちも来院していて戦友に再会したような懐かしい感覚でした
眼は何の違和感もなくなり、手術直後に眼をギュっと閉じると痛かった感じも全くなくなりました
後述しますが、違和感がなくなったように感じているだけで、日が経つにつれてさらに違和感が減っていきます
天気もよいし、いち早く外に出て景色を見たい気分です
退院
いよいよ退院です
次回の診察時間の確認、点眼の確認が終わり、荷物をまとめました
お会計で治療費残金を支払ってクリニックをあとにします
手術した日は基本的に何もできない
私は手術後に入院しましたが、入院できるならした方がラクだと思います
入院すると術後回復に集中できるので眼の変化に気づきやすいです
手術を日帰りにする場合、病床で少し休むとはいえ眼のゴロゴロ感がある状態で帰宅したり、翌朝もう一度身支度をして来院したりするのは何かと大変かなと思いました
どうせ家に帰っても何もできないですからね…
読書、PC作業は眼がしんどくてできない
入院中はきっと暇だからと張り切って読書本を持参しました
しかし、術後の数時間は細かい文字を読むことや、画面をじっと見たりすることは辛くて、いっそのこと目を閉じている方がラクだったので暇つぶしのアイテムは不要かなと思います
術後7,8時間も経過すると眼を開けていても辛くなくなったので文字サイズの大きい漫画雑誌等なら暇つぶしにはよいなと思いました
術後診察3回目(ICL手術から3日後)
おなじみの検査をします
やはり、乱視矯正を上乗せすると見え方がはっきりしました
術後3日間はお仕事をお休みして4日目以降は半分程度にとどめていました
そしてICL手術から1週間が経過したのでお仕事を元々のペースで再開しました
術後診察4回目(ICL手術後1週間後)
術後に何度も鏡を見てICLレンズがどこに収まっているのか観察していましたが自身ではどこにあるのか全く分かりませんでした
写真撮影をしたときに断層撮影した写真を見せてもらうと「ここにレンズがありますよ」と教えてくれました
術後検診5回目(ICL手術後1か月後)
視力の数値だけを見ると、視力が向上したように思われますが、乱視があるのでそこまで見えているという実感はありません・・1.0より小さい『C』の向きはもはや勘で答えているので( *´艸`)
目薬は3種類から1種類になり、保護メガネからも解放されました
貝殻ビキニのような透明プラスチック製の眼帯は寝ている間に外していたので1週間ほどでやらなくなっていました(+o+)
1週間たってみての感想
手術を終えてから1週間は日に日に眼の状態に慣れたなぁと感じました
術後の見え方については乱視矯正もしてもう少しはっきりくっきり見えたら爽快だろうなというのが正直なところ
それでも視力は矯正されているのでずっとコンタクトレンズを装着しているような感覚がありました
そのせいか、日中はコンタクトレンズを長時間装着したとき感じる”コンタクトレンズを外し(てすっきりし)たい感じ”がありました
また、寝る前にコンタクトを外さなくちゃ!と考えてしまい、遠慮なく寝て眠ってもよいことになかなか慣れずにいました
術後の不快感については『眼の乾き』『日に一回くらいズキンとする痛み』がありました
眼が疲れやすい状態なのか、元からあるドライアイのせいか眼が乾く感じがしました
保護メガネをしていると眼の周りの湿度が保たれるのか眼の乾きを感じにくくなりました
2週間たってみての感想
術後1〜2週間の期間はコンタクトしている感やそれに伴う不快感はさらに軽減されました
まぁ、こんな感じが残るのかなと苦にはならないがほんとにごくわずかな違和感がありました
しかし、そのわずかな違和感も2週間も経過するとゼロになり術前の感覚に戻りました
1か月たってみての感想
手術から2週間は、確実に前の日よりラクになる、もとの自然な状態に戻り、そういえば術前はこんな感覚だったなぁと緩解していく変化を毎日実感していましたが、それ以降は感覚的な変化はなく、安定した、裸眼生活に慣れたという感じでした
しかし、『術前はどのような状態、感覚であったか』と問われると、意識して過ごしたことがなかったので記憶が定かでなくて、朝目覚めるたびにもうすっかり術前の自然な状態になったなと錯覚していたのが面白いなと思いました
今となっては朝起きてメガネを探すこともしなくなるくらいに慣れましたし、ホントにICL手術に挑戦してよかったなぁと満足しています(^^♪
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