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熊本県では、人吉温泉に泊まることにしました
夜、雨降りの中到着しました
今回お世話になるのは、『町屋旅館 一富士旅館』さんです
朝食付・入浴券(外の銭湯)1回分付きで、2人で14,040円でした
この建物の作り、なんか知ってるような..とずっと気になってましたが……
これは『めぞん一刻』ですね…!!
いつ扉から、朱美さんが出て来てもおかしくなかったです
お部屋は6畳の和室でした
夜に到着したので、すでにお布団が準備してありました(撮影のため布団をよけました)
古い建物のようですが、きれいに手入れされています
また、部屋は2階ですが中庭のようなところがありました
今回はあいにくの雨・曇り空でしたが、天気が良いと光が入ってきれいなのかなと思います
maruyukiにとって、初めて見たお部屋の設計で楽しかったです
ただしお隣さんや廊下がスグなので、いろいろ配慮が必要なことは注意点です
人吉は温泉の採掘が盛んで、新旧の温泉施設がたくさんあります
一富士旅館さんでは、4箇所の温泉施設と提携しており、そのうち1箇所の無料入浴券がもらえるプランというのがありました
到着時にフロントで各施設を紹介してもらって、中でも「新温泉」は、昔からの建物がそのまま現存している全国でも珍しい温泉とのことだったので、そちらの入浴券を頂きました
「新温泉」は旅館から徒歩1分のところにありました
営業時間が13時から22時までとのことで、21時半にチェックインした私たちは猛ダッシュで向かいました
『公衆温泉 新温泉』と書かれた看板が点灯していました
昭和初期から現存する温泉だそうです
扉を開けたら、時空の歪んだ世界に迷い込んでしまいそうな、そんな佇まいにmaruyukiはびびっていました
でも時間も無いので「10分くらいで出ようね!必ずまた会おう!」と謎のテンションで男女別の扉を開けました
しかし、中に入るとすぐに番台があって、先ほど今生の別れをしたはずが番台を挟んでまた顔を合わせました
番台に座っている優しそうなご婦人に入浴チケットを渡すと、シャンプー等の入ったカゴを渡されました
ぜんぶ生まれて初めての体験で、もう戸惑いが止まりません
景色も現代とは思えず、一気に昭和初期、三丁目の夕日の世界にタイムスリップです
ちょうど男風呂は貸切状態でしたので、お断りして写真を撮らせていただきました
まず、どこで服を脱ぎ、服を置くのかルールがわかりません(>_<)
鍵付きロッカーなどはありませんが、番台から脱衣所が見渡せるので、不届き者は居ないのかも知れません
一応薄いカーテンで仕切られた辺りで服を脱いで、服は脱衣カゴに入れて端っこの方に置きました
ガラガラとガラスの引き戸を開けると約2 m四方の正方形の浴槽が2つありました
まず2つ浴槽がありますが、違いは深さのようです
夜だったのであまり綺麗に写真が撮れなかったのですが、実際はもっと趣があって、よくぞ残してくれました…と、感動しきりでした
お湯も肌馴染みが良く、ぼーっと浸かっていると日常の全てを忘れそうです
10分でなんか出たくない!!
ですがもう営業終了時間です。後ろ髪引かれる思いで上がりました
昔ながらのお風呂とは聞いたものの、このような歴史的な温泉施設が未だに残っていることに感激しました
ここまで綺麗に現存させるのは、大変なご苦労があるのではないでしょうか
いつまでも皆さんに大切に利用される温泉として残ってくれるといいなと思います
またいつかゆっくり来たいです
一富士旅館さんの中にも、1箇所お風呂があります
男女別ではなく、家族風呂みたいな感じです
予約制ではなく、空いていれば使えるシステムでした
温泉ではなく、普通のお風呂で3人くらいが入れそうな大きさです
大きめのお風呂を独占できて気持ち良かったです
朝食は7時から8時半までです
ひとりひとりに御膳が用意されているのに加え、おかわり自由のごはんやカレー、お惣菜がありました
どれも美味しく頂きました!
『町屋旅館 一富士旅館』さんは、めぞん一刻気分が味わえて非日常感が楽しめました
また『新温泉』が近いというのもかなりのおススメポイントです
新温泉以外の温泉も興味があるし、町並みも懐かしくほっとする感じだったので、今度は2,3泊プランで訪れたいです!
今日は、引き続き雨降りなので、鍾乳洞で寄り道をして、あとは一気に下関まで移動します!
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