ANA国内線で機内のWi-Fiサービスを使ってみました。
1. Wi-Fiできること
これまで国内線の機内では備え付けの雑誌や機内販売の冊子を眺めるくらいでした。
しかし、2018年1月現在、お手持ちのスマホやタブレットで、多くのANA国内線の機内でドラマ、雑誌、ニュースなどのエンターテイメントを『無料』で楽しむことができます。
2016年1月25日に1機から開始し、徐々に拡大して、ついに私たちの乗った機体でもエンターテイメントを楽しめる日がやってきたというわけです。
2. 設定方法は?
一番大事なことは、『乗る前にANAのアプリをダウンロードすること』です。
アプリがないと、せっかく無料で楽しめるドラマもロックがかかって楽しめません。
有料のWi-fi(40分プラン-550円、フルフライトプラン離陸後約5分~着陸前約5分-1050円)を
利用する手もありますが、あくまで時間潰しなので『無料』であることが最重要なのです。
利用方法は機内のカタログにも共用ディスプレイにも映し出されます。一応1つ1つ紹介しておきます。
1. 搭乗したら『ANA-WiFi-Service』を選択します。
2.『(iPhoneの場合)設定』画面で『国内線 機内WiFi』を選択します。
3. 『ANA WiFi Service』の画面で『接続』を選択します。
4. ホーム画面に進みます。
アナウンス中だとエンタメ中でも中断されて↓の『アナウンス中』の画面に切り替わります。
アナウンスが終わると再び使用中のエンタメに戻ります。
3. エンターテインメント、ニュース、マップの内容は?
エンターテインメントは、ビデオ、オーディオ、スカイライブTV、e-books電子書籍の4つ。
あとはニュースとマップです。
1. インフォメーション
2.ショッピング
3.マイレージ
これらのサービスは『現在は利用できません』といった
メッセージが出て利用はできませんでした。
ビデオではドラマの1~数話分やアニメなどを鑑賞できます。『逃げるは恥だが役に立つ』第4話にしました。CMが編集されているので見やすいですね。1話分で44分で、今回のフライトでは途中まで楽しめましたが面白いことはわかったのでいつか見たいと思います。
オーディオは子供向けがリストのトップになっていました。
スカイライブTVでは、4チャンネルから選ぶことができました。動画がブレたりやフリーズしたりすることはありませんでした。
電子書籍は10数冊分あり閲覧できました。試しに『Casa』を開いて見たら全部閲覧できました。
他には『BRUTUS』、『MEN’S EX』、英文雑誌の『Japan』、『TIME』などの雑誌もありました。
気付かないうちにエンターテインメントが充実していたのでとにかく驚きました。ニュースとマップのチャンネルは機内WiFiでなくてもインターネットでも見られます。
4. インターネットは使えない?
↓の画像は機内のANAアプリとそっくりの画面ですが、Safariで開いたものです。写真上部のアドレス欄を見ていただけると分ると思います。
無料で利用できるのはここまで。
ニュースとマップはANAアプリでもSafariからのインターネットでも利用できました。機内での時間潰しになるかと言われれば、これだけではちょっとさびしいかなという感じです。
Wi-Fiはつながっていても、ANAアプリ以外のメール等のアプリは使用できませんでした。
5. 利用できる時間は?
今回のフライトは伊丹空港から羽田空港まで約45分のフライトだったのですが、離陸後、機内のアナウンス以外の40分弱はANAアプリでのエンターテインメントを楽しむことが出来ました。
着陸後の滑走中もしばらく利用できましたが、ベルト着用サインが消える頃には『アナウンス』の画面になってしまって利用できませんでした。
6. おまけ
最後におまけであり、大事なこと。
動画、音楽を楽しむ場合はイヤホンを持参するか搭乗前に置いてあるイヤホンをもらってくることをお勧めします。
私たちはイヤホンを忘れてしまったので、音量2-3にしてiPhone画面の『逃げる恥だが役に立つ』の映像は見ずにiPhoneのスピーカーを耳に近づけての音声だけで楽しんでいました。飛行音でほとんど聞こえないので耳から離した状態では音量2-3では聞こえず周りに漏れるボリュームではなさそうです。